今週末に本番を迎える、“エコラン”(燃費競技)の取材。 今年から正式に“中学生”ってカテゴリーが出来るらしく、それじゃあってコトで、中学生を中心に取材するコトになりました。
主催者の募集では、「中学生;25チーム」に対して、実際の参加チームは13チーム。 かなり少なめ・・・。しかも既に2チームは、車両が完成していない! 間にあわない!と既にリタイヤ届けが出ているそう・・・・・・。 結局11チームの参加です。
複数のチームでエントリーしている学校もあるから、全部で6校。 そりゃぁね。 中学生ですから。 エコランカーを作るノウハウや、技術だって無いでしょうに・・・。
色々と取材を進めると、私立中学は、中高の6年一貫教育校が殆どで、付属の高校チームが、過去にもエコランに参加しているなど、エコランカー作成のノウハウがあったりするのです。
トコロが、中には公立の中学でありながらも、過去には一般の部に参加していたツワモノも・・・。長野市立の篠ノ井西中です。 この学校は5チームが参加。 先生自身が、学生時代にエコランに参加していた経験を、生徒に受け継いでいるのです。 しかもエコラン参加を執筆した「モーター・ボーイズ」なんて本まで出版しているらしい・・・。
この先生が書いた本を参考書にして、参加するチームがありました。川崎市立南加瀬中学校です。 都内からも近いし、早速取材に行って来ました。 実は去年、初参加したそうで、でも自分達ではノウハウが無く、その時のマシン作成の殆どを近所の経験者にお願いしたんだとか・・・。 でも今年は、もう一台をゼロから自分達で設計して作成。 去年のマシンを自分達で手直ししたマシンと、それを真似て、参考書のスパイスを加えた、Newマシンでの2台体制。
でも、レース本番は今週末だというのに、まだ完成せず、四苦八苦していました。 マシンの設計図を見せて貰うと、図面には“約1m”とか、“320mm強”の数字が・・・・・・。 だって設計図でしょ??? そんなアバウトで良いの???
でも生徒さん達曰く、作成過程で何とかなるんだそう。
で、この写真は、フレームの長さが合わないのを、みんなで帳尻り合わせをしているトコロ・・・。
「大丈夫なの? そんなんで・・・」の問いに、全員が自信を持って『大丈夫ですよ!』と答える。 目指すはワン・ツー・フィニッシュ(1位、2位の独占ゴール)と、超意気込んでいるのです。
取材とは云え、マジで応援したくなっちゃいました。 ガンバレ! 南加瀬中!!!
今週末の“もてぎ”で再会する
時には、完成しているコトを祈る!
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